I no Ichiban (いの一番 – The Very First)
I no Ichiban
いの一番
The Japanese phrase i no ichiban (いの一番) is sometimes used to describe that something is first in time or order, or that one is the first to do something.
何かが時間的または順序的に最初であることや、真っ先に何かをすることを、「いの一番」と表現することがあります。
I (い) is the first character in the iroha uta (いろは歌 – “Iroha Song”), a traditional Japanese song used for learning kana characters.
「い」は「いろは歌」(かな文字を学ぶための日本の伝統的な歌)の最初の文字である「い」であると考えられています。
In addition, ichiban (一番) means “first,” so i no ichiban is an expression that emphasizes being the first.
また、「一番」は “first” を意味するため、「いの一番」は「最初」であることを強調した表現であるというわけです。
There is another theory that i no ichiban comes from an architectural term.
「いの一番」は、建築用語に由来するという説もあります。
During house construction, vertical pillars and horizontal pillars are labeled i, ro, ha (い、ろ、は) and ichi, ni, san (一、二、三), respectively.
家を建てるとき、縦方向の柱には「い、ろ、は」、横方向の柱には「一、二、三」と番号がふられます。
The first pillar to be erected is called i no ichi (いのいち), which is said to be the origin of i no ichiban.
そして、最初に立てる柱が「いのいち」であることから、「いの一番」という言葉が生まれたというものです。